http://www.youtube.com/watch?v=6XJerq3xexc


<第1部>ベトナム戦争終結から30年 枯れ葉剤がベトナムに残したもの

今年4月30日、ベトナムはサイゴン陥落30年を迎えた。

終戦後、目覚ましい経済成長を続けるベトナムだが、その一方で戦争の爪痕が
色濃く残っている。

戦争中、ゲリラが潜むジャングルを一掃するために大量に散布された枯れ葉剤「エージェントオレンジ」。

その中には、わずか7グラムでニューヨーク中の人を殺せると言われる猛毒

ダイオキシンが170キログラム以上も含まれていた。この恐怖の化学物質は数百万人とも言われる人々の肉体を、土壌や水を汚染していった。

あれから30年経った今も、枯れ葉剤を浴びた人々の子供に先天的障害児が
続出、さらに食物連鎖によって汚染を免れた人々にも拡大しつつある。






<第2部>イラクでベトナムの悪夢再び!? 検証!恐怖の劣化ウラン弾

ベトナム戦争から16年、「枯れ葉剤の悲劇」はイラクを舞台に繰り返された。

新たな環境汚染の主役は放射性廃棄物から作られた劣化ウラン弾である。

この「もうひとつの核兵器」は、1991年の湾岸戦争で約95万発投下され、約320トンもの放射性廃棄物がイラク全土にばらまかれた。

1995年頃から、イラクには小児ガンや白血病の子供たちが続出。

一方、戦争に参加したアメリカ兵43万人も被爆し、「湾岸症候群」に苦しむ帰還兵は約15万人。終戦後に生まれた湾岸ベイビーの先天的障害率は67%に達すると言われる。

しかし、米国政府は劣化ウラン弾の影響を一貫して否定、2003年のイラク戦争でも国際的非難の中、躊躇なく使用に踏み切った。


現地調査した慶応大学・藤田祐幸助教授によれば「イラク全土が永久に放射能に汚染され、もはや人が住める状態ではない」という。

もちろん、自衛隊が 駐留するサマワでも高濃度の汚染が確認されている。

そして、去年2月、 サマワで復興任務に就いていた米兵たちの尿から劣化ウランが検出された。

被爆症に苦しむ帰還兵は言う。「政府は真実を隠している。

サマワ全体に放射能の砂埃が舞っていて、自衛隊員がそれを吸わずに生活することは不可能だ。」


http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/special_back/20050515_010.html


91年の湾岸戦争後、イラク南部では、遺伝子欠損による先天性形成異常を持つ
幼児の誕生は、戦前の8%から28%に増加している。

湾岸戦争に参加した米兵のうち、25万人強が健康被害を訴え、治療を要求している。

汚染地区に入った米兵の43%に相当する。

18万2千人が疾病・障害補償を請求している。この内、9千人以上が既に亡くなっている。

当人だけでなく、家族にも被害は広がっている。

ガルフウォー・ベビーと呼ばれる。ミシシッピー州の退役兵2世の67%もが障害を持って生まれた。

湾岸戦争帰還兵の英兵2万9千人の内、8千人が健康障害を訴えている。

既に5百人以上が亡くなっている。

ボスニア、コソボ空爆による被害。ハジッチ住民の10%がガンで死亡。


劣化ウラン弾の射爆場がある米国メリーランド州ボルティモアでは、ガンの罹患
率が毎年全米で3~5位。


この基地の風下のデラウェア州のガン死亡率は全米1位である。

http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2005/01/__.html


1961年に始まったアメリカ軍の『枯れ葉剤作戦』。

およそ10年間にわたり、ベトナム中部から南部にかけて200万ヘクタールにも及ぶ広大な土地に、4万5000キロリットルあまりの枯れ葉剤が散布されました。


散布された枯れ葉剤の大半は有機塩素系の除草剤で、猛毒のダイオキシンが含まれ、発がん性作用など人体に深刻な影響を与えると考えられています。

散布された地域周辺では、人体への被害の報告が相次ぎます。

http://www.nhk.or.jp/worldwave/marugoto/2012/08/0814.html

1901年、ミズーリ州セントルイスに、ジョン・F・クイーニイにより創業。モンサントという社名は妻のオルガ・モンサントに由来する。

1920年代頃から硫酸、ポリ塩化ビフェニル(PCBs)などの化学薬品の製造で業績を上げ、1940年代からはプラスチックや合成繊維のメーカーとしても著名となった。

本社の存在するセントルイスには世界屈指の規模を誇るミズーリ植物園 があるが、モンサント社はここのハーバリウム(植物標本保存施設)の建設に多額の寄付をしていることでも知られている。

同社を有名にした商品の一つはPCBであり、アロクロール(Aroclor)の商品名で独占的に製造販売した。日本では、三菱化成(現三菱化学)との合弁子会社であった三菱モンサント化成(現在は三菱樹脂へ統合)がPCB製造メーカーの一つであった。また、農薬のメーカーとしても著名で、ベトナム戦争で使われた枯葉剤の製造メーカーでもある。この枯葉剤には不純物としてダイオキシン類が含まれており、後に問題となった。

モンサント社の遺伝子組換え作物の強引なシェア確保商法に対して欧州を中心に問題となっている。そのため、農業分野における米国の世界支配を支える企業という批判の的となることがある。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)


原爆、枯葉剤、除草剤、原発、劣化ウラン弾、農薬、遺伝子組み換え食品。

これら、化学物質、核物質の生態系や人体への汚染は、20世紀の半ばころから始まる。

もしも、日本に原爆が落とされなければ、日本中の田畑に枯葉剤が散布されていたかも?という史実は、アメリカという国家の一貫性を示しているかと思う。

そして、福島電発事故以来、我々は、人類史未体験の環境汚染体験を続ける。

誰にも予想できない死のゲームをプレイ中だ。

遺伝子組み換え作物は、すでに動物たちの餌として当たり前に使われ、これらの使用量も日本は、世界一だ。

こういったプロセスを経た食肉は、遺伝子組み換え表示などしないし、更に言えば、植物性の油類は、ほぼ遺伝子組み換えの作物で作られる。

これら、遺伝子組み換え作物の影響は、気づいた時には、手遅れだろう。

経団連の会長米倉弘昌氏が、住友化学株式会社代表取締役会長で世界一のブラック企業モンサントと提携し何をしているか?などと考えて行くと久しぶりに空恐ろしくなる。


これらに加え、地殻変動期に入った日本列島の火山の大爆発や大地震の可能性。


日本は、色々な意味で世界の最先端の道を死の踊りを踊りながら突き進む。

この世界は、僕が思っていたよりも、かなり速い速度で自滅への道を歩む。

我々人類は、種として何を求め、望んでいるのだろうか?

と幾度も考える、

結果としては、他生物の殲滅と生態系の破壊という自滅願望でしかないようなのだ。

あたかも、我が身の尻尾を食らう蛇の如く・・・


チーン Ω\ζ゚)南無...(-人-) Д│~~